第1回 投資にチャレンジ!! ポートフォリオの達人コンテストの結末
第1回 投資にチャレンジ!! ポートフォリオの達人コンテストの最終ランキングで、堅実型の11位となりました。
私は、実際にeMAXISシリーズを活用して投資していますが、惜しくも、10位以内にギリギリで入賞できませんでした。
ポートフォリオの達人コンテストでは、eMAXISシリーズの8ファンドでポートフォリオを組成し、3つのリスクタイプ毎にリターンの上位を競います。
リスクタイプは、全参加者のポートフォリオのリスク順で機械的に決定されます。
このルールの下で上位を狙うには、同じリスクタイプに属する参加者の中で、リターンを最大化できるように、微妙なバランスを取る必要があります。
したがって、単純にリターンだけを追い求めても無意味で、想像以上に難しいのです。
分析
応募したアセットアロケーションは、入力時に1,000円未満の金額を指定できなかったため、実際のアセットアロケーションとは異なるものの、その期待収益率は3.62%、実収益率は3.85%となりました。
一方、OGプライマリー・ポートフォリオの期待収益率は2.60%、実収益率(ディーツ簡便法による時間加重収益率)は0.93%となりました。
実収益率低下の要因は、運用スタイル(内国株式の個別銘柄によるアクティブ運用)とアセットアロケーションの乖離でした。
また、"応募"と"実際"の期待収益率に、1.02ポイントの差が生じました。
"実際"の期待収益率低下の要因は、コンテスト期間中、相対的に投資割合の高い新興国株式や外国債券、新興国債券、国内REITが下落し、相対的に投資割合の低い国内株式や先進国株式が上昇したことでした。
このように分析してみると、運用スタイルとアセットアロケーションが収益率に大きく影響することを再認識させられます。
繰上当選
運良く"応募"が上出来だっただけに、11位という結果は残念無念、と思っていたところ、三菱UFJ投信より繰上当選のメールが届きました。
賞金を辞退した方がいるということで、順位は変わりませんが、思わぬ幸運に恵まれました。
賞金を現金書留として受け取るのも初めてで、良い社会経験となりました。
今後も続けてほしい
ともあれ、金融商品を開発する側の企業が、こうした形で投資の裾野を広げる活動に力を入れることは、素晴らしいことです。
単に商品が売れれば良いという発想から、良い商品を作って広めたいという発想へ転換したとも捉えられるからです。
何より、「正しい情報を基に、正しい金融商品に投資したい」という受益者のニーズに、正面から向き合ってくれているのが嬉しいのです。
早くも、第2回目のコンテストが計画されているとのことで、ぜひ参加し、他の参加者のアセットアロケーションを参考にしたいと考えています。
次回の組成では、1,000円未満の金額も指定できるか、またはパーセンテージで指定できると嬉しいのですが、どうなるか楽しみです。
eMAXISシリーズとは、これからも末永くお付き合いしていきたいと思っています。
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