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お小遣いの節約に切り込むべきか

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家計管理の上で、支出の抑制は避けて通れない道です。最初は楽しく取り組めても、だんだんと辛くなってきます。読者の皆様も、多かれ少なかれ、ご経験のあることと思います。

特に、自由に使えるお金(お小遣い)にメスを入れるのは、伝家の宝刀を抜くに等しいのですが、真正面から切り込んで、あっさり斬られる方も多いでしょう。

支出は、一律に抑制すれば良いというものではありません。必要な支出は、どんなに頑張っても削れません。では、どのようにお小遣いの節約に切り込むべきでしょうか。

データを紐解く

お小遣いの金額は、人付き合いの多寡や、独身か既婚か、さらにお子さんの有無などによっても変わると思いますが、まずはデータを見てみましょう。

新生銀行の2015年の調査によると、会社員のお小遣いの月平均は、男性で37,642円、女性で34,468円となっており、個人年収の平均は、男性で496万円、女性で300万円となっています。

お小遣いの年額を年収で割ると、男性が9.1%、女性が13.8%となり、年収の10%前後、月換算では手取りの14.2%~21.5%程度(月換算は賞与や税金などを考慮して独自に算出)となります。

お小遣いの定義が異なる

お小遣いが手取り月収の3割を超える方は、ちょっと多すぎるかもしれませんが、2割程度に収まっていれば、一概に多いとは言えなさそうです。

でも、手取り月収の2割と聞くと、まだ削れそうだと思ってしまいます。

しかし、食事代や飲み代、趣味の費用のほかに、スーツや靴といった身だしなみのための費用までを、お小遣いの中でやりくりしている方もいらっしゃいます。

つまり、お小遣いの定義が、それぞれの家計で異なっているのです。金額や割合で測るのは、ちょっと難しそうです。

1つずつ丁寧に精査する

飲み代は人付き合いに関わりますし、趣味の費用はストレス解消に必要ですし、身だしなみための費用を安易に削るわけにはいきません。

それぞれ言い訳に聞こえるかもしれませんが、その人の置かれている立場によっては切実な問題となりますので、一律に切り捨てるのは、あまりに乱暴すぎます。

無論、安くて同等のものに置き換えられるのならば、そういう工夫は必要ですが、むやみにカットすべき費用ではありません。

一方、1人のときの飲食代は、ほとんどの場合で節約の余地が残されています。

昼食のお弁当を手作りしたり、コンビニ弁当の代わりにお弁当屋さんの廉価なものを選んだり、夕食をできるだけ自宅で取ったりするなど、方法はさまざま考えられます。

私の経験からも申し上げられることですが、食費は、毎日の積み重ねで、1万円単位の節約に繋がります。

食べなければ生きていけませんが、高価なものを食べる必要はありません。安くて体に良いものが、世の中にはたくさんあります。ぜひ、毎日口にする食べ物に興味を持って、意識を向けてみてください。

生活習慣病だからといって、トクホや健康食品にお金をかけるくらいなら、病院で薬を出してもらいましょう。効能が実証されており、健康保険も効きますので、コストパフォーマンスが段違いです。

お小遣いも必要経費の一部だと認識する

このように細目まで掘り下げると、お小遣いは、一見して自由に使えるお金のように思えますが、必ずしもそうではないことが分かります。

同じお小遣いでも、子供のお小遣いとは違うのです。

節約を常に心がけている私も、お金のかかる趣味を1つだけ持っています。それが、コストコでの買い物です。

入会当初こそ、物珍しさから、必要のないものばかり買って無駄遣いが過ぎましたが、既にそういう時期は過ぎ、欲しいものを厳選して買っています。

買うと決めたものについては、価格にこだわりませんし、年会費も惜しくありません。私にとって、コストコでの買い物は必要経費なのです。

かつては、節約のために、コストコでの買い物をやめようかと悩みました。しかし、コストコに足を運ばなくなった途端、生活にハリがなくなり、退屈になりました。

自分自身でも気づいていなかったのですが、たとえ商品を買わずとも、見て回るだけでストレス解消になっていたのです。

年会費を月換算すると350円ですので、下手なテーマパークに通うよりずっと安上がりな趣味だと思い直し、やめるのをやめました。

切り込むメリットは小さい

名前の持つ印象から、お小遣いが浪費のやり玉に挙げられる場面は、多々あることと想像します。

しかし、先にも書いた通り、必要な支出は、どんなに頑張っても削れません。頑張っても無駄で、ストレスを溜め込むだけです。

また、飲食代のような食費の節約は、家計全体で取り組むべき問題であり、お小遣いという狭い範囲で努力しても、その効果はしれているでしょう。

したがって、お小遣いに切り込むのは、他のすべての支出を見直した上で、それでも必要な場合に限るものだと、私は考えます。

無理をすると、いつか必ず破綻します。家計管理は何十年も続くものですから、破綻するなど論外です。

お小遣いであっても、価値を慎重に見極めた上で、不要なものを省き、必要なものに必要なお金をかけるべきです。費目は関係ありません。

家計管理の要諦とは、まさにこのことだと、少しでも多くの読者の皆様に感じていただければと思います。

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