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ニッセイAMの3ファンドへの乗り換えを考える

乗り換えのイメージ

ニッセイAMが発表した、<購入・換金手数料なし>シリーズの信託報酬率引き下げの報から間もないですが、早速、3ファンドへの乗り換えを検討してみたいと思います。

信託報酬率がこれだけ低くなれば、保有中のインデックスファンドを売却し、その課税を差し引いても、トータルコストを下げられる可能性があるからです。

なお、投資信託の乗り換えコストが計算できるサービスを作りましたので、読者の皆様にもご利用いただければと思います。

乗り換え元/先の一覧(2015年11月12日時点)

早速、スナップショットより2015年11月12日時点のデータを取り出し、私の場合を計算してみます。

表内の信託報酬率は税抜で、単位は%です。評価金額と評価損益の単位は円です。

名称信託報酬率評価金額評価損益
外国株式インデックスe0.5001,835,429+1,036,930
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド0.390→0.240
日本債券インデックスe0.370263,387+15,815
SMT国内債券インデックス・オープン0.370302,472+2,449
<購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンド0.310→0.150
外国債券インデックスe0.500519,914+190,377
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国債券インデックスファンド0.380→0.200

外国株式は、かなりの評価益を計上しているため、計算結果に大きな影響を及ぼすことが見込まれます。

計算結果

各アセットクラスについて、以下の条件で計算しました。

  • ニッセイAMの3ファンドについては、引き下げ後(2015年11月21日以降)の信託報酬率を使用します。
  • それ以外のファンドについては、2015年11月12日時点の信託報酬率を使用します。
  • 信託報酬率には10%の消費税を上乗せし、税込で計算します。
  • 乗り換えコスト、すなわち売却益への課税率は、20.315%とします。
  • 収益率は0%と仮定します。すなわち、毎年、前年の評価金額より信託報酬を差し引くだけとします。
  • 現状通りの場合と乗り換えた場合の評価金額が逆転する年数を求めます。

外国株式

トータルコストが逆転するのは、43年目以降となりました。

年数現状通り乗り換え
01,835,4291,624,777
101,736,9431,582,389
201,643,7411,541,107
301,555,5401,500,901
401,472,0721,461,745
411,463,9761,457,886
421,455,9241,454,037
431,447,9161,450,199

国内債券

トータルコストが逆転するのは、3年目以降となりました。

年数現状通り乗り換え
0565,859562,149
1563,556561,221
2561,262560,295
3558,978559,371

外国債券

トータルコストが逆転するのは、24年目以降となりました。

年数現状通り乗り換え
0519,914481,239
1517,054480,180
10492,016470,756
20465,615460,501
21463,054459,488
22460,508458,477
23457,975457,469
24455,456456,462

分析

外国株式は43年目、国内債券は3年目、外国債券は24年目以降という結果となりました。

外国株式については、信託報酬率が半分以下に引き下げられているにもかかわらず、乗り換え時の課税ダメージが大きく、トータルコストでの挽回は難しいようです。今後、評価益が大幅に下落した際に、乗り換えのタイミングを伺います。

国内債券については、すぐにでも乗り換えるべきですね。アセットアロケーションが目標より上方乖離していますし、リバランスを兼ねて、早速取り掛かりたいところです。

外国債券については、何とも判断に迷います。24年後と言えば、私は61歳になっているはずです。長生きのリスクを考慮すると、どちらに転ぶかによって損得が変わります。こちらも評価益の下落機会を待つのが賢明そうです。

なお、実際には、収益率が0%というのはあり得ませんし、他社が信託報酬率の引き下げに追従してくる可能性も考えられます。したがって、環境が変われば改めて計算する必要があります。

結論

以上より、私の場合、現時点で積極的に乗り換えられるのは、国内債券のみとなりました。

とはいえ、新規積立分については、言うまでもなくニッセイAMの3ファンドを選択しますし、保有分についても、評価益が縮小した時点で乗り換えを再検討します。

それにしても、本腰を入れて乗り換えの皮算用ができる環境となったのは、率直に嬉しいですね。

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