たわらノーロードに先進国株式・国内債券・先進国債券・国内リート・先進国リートが登場
DIAMアセットマネジメントの超低コストインデックスファンド「たわらノーロード」シリーズが拡充されます。
EDINETの有価証券届出書によると、第一弾の日経225に続く第二弾として、2015年12月18日に先進国株式・国内債券・先進国債券・国内リート・先進国リートの5ファンドが登場します。
(追記)DIAMよりニュースリリースも発表されました。
ラインナップ
表内の信託報酬率(%)は、すべて税抜です。
先進国のインデックスは、すべて為替ヘッジなし・円ベースです。
名称 | ベンチマーク | 信託報酬率 |
---|---|---|
たわらノーロード 日経225 | 日経平均株価 | 0.195 |
たわらノーロード 先進国株式 | MSCI-KOKUSAI(配当込み) | 0.225 |
たわらノーロード 国内債券 | NOMURA-BPI総合 | 0.150 |
たわらノーロード 先進国債券 | シティ世界国債インデックス(除く日本) | 0.200 |
たわらノーロード 国内リート | 東証REIT指数(配当込み) | 0.300 |
たわらノーロード 先進国リート | S&P先進国REIT指数(除く日本、配当込み) | 0.350 |
ちなみに、配当込みインデックスをベンチマークとしていることも、大きな魅力です。
明らかにニッセイAMを意識した信託報酬率
今回発表された5ファンドの信託報酬率は、すべて、ニッセイAMの<購入・換金手数料なし>シリーズを下回るか、または同率に設定されています。
- 先進国株式
- 0.225% たわらノーロード 先進国株式
- 0.240% <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
- 国内債券
- 0.150% たわらノーロード 国内債券
- 0.150% <購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンド
- 先進国債券
- 0.200% たわらノーロード 先進国債券
- 0.200% <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国債券インデックスファンド
- 国内REIT
- 0.300% たわらノーロード 国内リート
- 0.335% <購入・換金手数料なし>ニッセイJリートインデックスファンド
- 先進国REIT
- 0.350% たわらノーロード 先進国リート
- 0.450% <購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックスファンド
超低コスト競争のトップに躍り出たDIAM
いよいよ本格的に、SMTやeMAXIS、Funds-iといった、これまで低コスト競争をリードしてきたインデックスファンドシリーズに代わり、たわらノーロードや<購入・換金手数料なし>シリーズが、この業界を牽引する構図へと変わってきました。
その超低コストぶりは、もはやETFをも凌ぐと言って過言ではないでしょう。
今のところ、たわらノーロードは、国内株式ではTOPIX連動型が登場していませんし、新興国のアセットクラスも空席となっています。
しかし、ここまで戦略的な信託報酬率を提示するのですから、たわらノーロードがこれで打ち止めになるとは考えにくいですよね。
DIAMの参入に最大級の敬意を表するとともに、今後にもますます期待します。
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