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地域住民だけが購入できる地方債をご存知ですか

債券のイメージ

私の住んでいる北海道・札幌市には、それぞれ、地域住民を対象に発行する「住民参加型公募債」があります。

北海道債には「はまなす債」「タンチョウ債」、札幌市債には「ライラック債」「スズラン債」があり、発行時期によって名称が異なっています。

いずれも固定金利・3年満期で、地域のまちづくりに充てられます。

現在、他の自治体へ貢献する「ふるさと納税」が盛んですが、このような公共債は、自分の住む自治体へ直接的に貢献する手段の一つとなります。

読者の皆様がお住まいの地域にも同じような地方債があるのか調べてみると、新しい発見があるかもしれません。

投資対象として見ると

これらの地方債を投資家の視点で見てみると、どうでしょうか。発行条件や発行時期を揃えて、個人向け国債(固定3年)と比較すると、以下のようになります。

発行主体・名称発行年月利率(%)
北海道・はまなす債2015年6月0.120
札幌市・ライラック債2015年7月0.110
個人向け国債(固定3年)2015年7月0.050

利率は、やはり発行主体の財務体質に応じて決まるようです。北海道も札幌市も財政難のため、利率が個人向け国債の2倍以上となっています。

なお、2015年7月発行の個人向け国債(変動10年)の第1回利率は0.210%です。

個人向け国債(変動10年)を3年後に中途換金すると、直近2回分の利息を差し引かれますので、金利変動のリスクを考慮すると、3年債とさほど変わらなくなるでしょう。

したがって、住民参加型公募債は、3年債としては比較的有利な利率で、一定の安全性も見込めるため、満期保有予定ならば魅力的な投資対象と言えそうです。

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