ヘルスケアREITをご存知ですか

読者の皆様は、ヘルスケアREITというものをご存知でしょうか。私はつい最近まで知りませんでした。
東証のレポートによると、ヘルスケアREITは、有料老人ホームやサービス付高齢者住宅、病院などの施設を、主な投資対象としています。
オフィスビル専門や賃貸マンション専門の銘柄があるのと同じように、ヘルスケア専門の銘柄もあるということで、仕組みは一般的なREITと同じです。
レポートでは、ヘルスケアREITの特性を以下のように説明しています。
ヘルスケア施設の利用者の増減は、景気動向との連動性があまりないと考えられているため、オフィスリート等と比較して景気変動の影響を受けにくいと考えられています。
異なる特性のリートに投資することで、中長期の資産形成に役立つと考えられます。
2016年1月14日時点で以下の3銘柄が上場しており、すべて東証REIT指数に組み入れられています。
- 日本ヘルスケア投資法人(証券コード3308、略称日本ヘルスケア)
- ヘルスケア&メディカル投資法人(証券コード3455、略称HCM)
- ジャパン・シニアリビング投資法人(証券コード3460、略称シニアリビング)
シニアビジネスの隆盛
高齢化は我が国の最重要課題と位置付けられており、労働人口の減少や社会福祉制度崩壊の危機などについては、皆様ご承知の通りです。
そのような先行きの暗い話題が多い高齢化問題ですが、これをシニアビジネスとして捉え、前向きに取り組む事例も増えています。
特にサービス業界では、シニア層向けの新しいライフスタイルを提案する動きが活発化しています。
例えば、国内外への旅行にPET検診などの高度医療を組み込んだ「医療ツーリズム」が、比較的高額であるにもかかわらず人気を集めているのは、その好例として挙げられます。
政策銘柄・高齢者関連銘柄
医療費の増大を抑制すべく、政府が様々な健康政策を推進していますが、政策銘柄としてヘルスケアREITへ投資する方もいらっしゃるようです。「政策銘柄は買いだ」と言われる通り、確かに魅力的かもしれません。
そうでなくとも、ヘルスケアREITの投資対象は、需要の伸びしろが大きい分野だと考えられますから、先述の3銘柄に続いて上場するものが、今後も出てくるでしょう。
私が個別のヘルスケアREITへ投資することは多分ありませんが、高齢化社会に歩調を合わせて進むであろうヘルスケアREITの動向に、少し注目していきたいと思っています。
コメントを表示します