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ひとくふう日本株式ファンドは不思議な投資信託

ひとくふう日本株式ファンドのロゴ

大和住銀投信投資顧問が2016年3月4日付で、「ひとくふう日本株式ファンド」を設定します。

決算は年1回で、信託報酬率は税抜0.25%となっており、超低コストのインデックスファンドに肩を並べています。

ところが、どうやらアクティブファンドのようなのです。その商品性は、とよぴ~さんのブログの記事で触れられている通り、野心的とも言えます。

EDINETの有価証券届出書によると、以下のように説明されています。

わが国の株式の中から、原則としてJPX日経インデックス400の構成銘柄を対象とし、ポートフォリオの価格変動リスクを相対的に抑えることを目指して運用を行います。

この説明ではピンと来ませんが、以下の2点を読み取れます。

  • JPX日経インデックス400への連動は目指しておらず、銘柄を絞り込むようです。
  • 価格変動リスクを抑えるために、最小分散ポートフォリオのようなスマートベータ的な戦略を採るようです。

アクティブ運用のインデックスファンド?

さてさて、どうしたものでしょうか。先例のない、ちょっと不思議な投資信託だと、私は感じました。

最小分散ポートフォリオと言えば、既にiシェアーズ MSCI日本株最小分散ETF(証券コード1477、略称iSMSCI最小分散)や上場インデックスファンドMSCI日本株高配当低ボラティリティ(証券コード1399、略称上場高配当低ボラ)が設定されています。

それぞれ、「MSCI日本株最小分散インデックス」「MSCIジャパンIMIカスタム高流動性高利回り低ボラティリティ指数」への連動を目指すインデックスファンド(ETF)です。

ところが、ひとくふう日本株式ファンドは、JPX日経インデックス400の構成銘柄を対象としながらも、このインデックスへの連動を目指していません。

インデックスファンドでないにもかかわらず、上記2本に類似するスマートベータ的な運用を行います。

ということは、ひとくふう日本株式ファンドは、「名前のないインデックス」に連動するとも言えそうです。

そのココロが、銘柄を頻繁に入れ替える予定なのか、インデックスの算出コストやライセンス料を惜しんでなのかまでは、想像がつきませんでした。

設定・運用開始後に、組入銘柄が開示されると思いますので、その中身が楽しみですね。

個別株に投資されている読者の皆様にとっては、銘柄選択の観点でも、きっと参考になることでしょう。

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