「休むも相場」ならぬ「休むも人間」

「休むも相場」という相場格言は、読者の皆様も聞き覚えがあるかと思います。
売買に加えて一呼吸置くことも大事だという意味で、投資で生計を立てている方にとっては金言なのかもしれません。
他方、年がら年中休んでいるような(と言うと怒られるかもしれませんが)コツコツ投資家・ほったらかし投資家にとっては、実感の伴わない格言でもあります。
気分や調子の乗らないとき
さて、日常生活の一コマや、些細なルーティンワークをこなすにも、気分や調子が乗らずに進まないというのは、誰しも経験のあることでしょう。
昨日の私がそうでした。普段しないことをして気分転換を図ろうと思い、株価の値動きをチェックしたり、新聞を広げたりしてみたのですが、まったく効果がありませんでした。
結局、やる気の出ないまま憂鬱な1日を過ごしたのですが、こういう日こそ「休む」べきだったと、今更ながら反省しています。
やるべきことを1日繰り下げたところで、何の問題もないのは分かっていましたから、無理する必要はありませんでした。
でも休まない
日本生産性本部の調査研究によると、2014年の日本の労働生産性は、OECD加盟国34か国のうち21番目となっています。
長年にわたって下位に甘んじている要因の1つとして、「休まない」(長時間残業や休日出勤も含む)ことが指摘されています。
勤勉さの裏返しと言えば美しいかもしれませんが、それが生産性を下げるのならば、元も子もありません。
私は意識的に「休む」よう心がけているつもりなのですが、一度染みついてしまった癖は、なかなか矯正できませんね。
「休むも人間」
日本証券業協会の相場格言集には、70を超える相場格言が掲載されています。
相場格言は、相場に向き合う人間の心がけや教訓を示したものですが、相場から離れても通用するものがたくさんあります。
先述の「休むも相場」がその代表例で、実際に「相場」を「人間」に置き換えてみると、ヒューマニズムに溢れるフレーズとして聞こえますよね。
投資格言は、インデックス投資家としては縁がないかもしれませんが、人間としては勉強になりそうだと、私は感じました。
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