バリュートラスト|価値を生む・未来を託す・投資を歩く

実践重視の投資と家計管理の記録、運用管理に役立つアセットツール、最新ニュースをお届けする投資ブログです。

コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べin札幌#46に参加しました

札幌エルプラザのイメージ

コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べin札幌(k2k2sap)#46に参加しました。

年齢層が20代から60代までと幅広かったこともあり、各ライフステージにおける投資の考え方や向き合い方についての話題が、強く印象に残りました。

概要

日時
2016年2月20日 18:00-20:00
場所
札幌エルプラザ 4F 研修室3

資料

今回持ち込んだ資料は、以下の通りです。

なお、私の投資に関する情報はアウター・ガイ事務所公式サイト投資情報より、家計管理や決算に関する情報はIR情報より、それぞれ入手可能です。

主な話題

いちろーさんの記事PETさんの記事も併せてご覧ください。

リスク資産を保有しようと思ったきっかけや勉強の仕方

  • 転職を機に、稼ぐのは大変なことだと実感した。賃金以外の収入源もあれば、生活が安定しそうだと考えた。
  • とりあえず始めてみようと思ってセミナーなどを受講し、直販投信とインデックス投信の積立投資を始めた。
  • 個別株で痛い目を見て、財務諸表の読み方や簿記・FPの勉強を始めた。
  • 個別株で失敗し、何故かインデックス投資にたどり着いた。ネット(投資ブログや山崎元氏のコラムなど)が勉強の情報源となっている。
  • 証券会社に勤め始めた同級生に誘われて口座を開設し、勧められるがままに積立投資を開始し、成功も失敗も経験した。
  • 直販系の人の書籍を読み、何も考えずに積立投資しても結果が伴うと分かった。ベーシックな書籍を読んで自分の肌に合うものを取り入れている。
  • 橘玲氏の書籍を読み、「世界の株式市場をまるごと買う」という考え方が気に入った。セミナーや藤原敬之氏の書籍も参考にしている。投資の上では世界観を持つことが重要だと考えている。
  • リーマンショック直前に始め、預貯金のほとんどをつぎ込んで失った。家計を立て直すため竹川美奈子氏の書籍を読み、家計管理と投資のバランス感覚を再認識した。現在は投資方針書に従って淡々と続けている。
  • リスク資産には抵抗があり、安全な退職金定期などの優遇商品から始めたが、それでも利率が低いため、少額で始めてみようと思った。主にTwitterで情報収集している。
  • 元々資格マニアでCFPを取得した。訪問してくる金融業者を追い返すのに役立っている。価値のない営業トークから逃れるためには、相手より上の資格を保有すると良い。
  • とりあえず個別株を買ってみて、売買が需給で成り立つことなどを肌で感じた。アクティブ投信を盲信する書籍や人には注意したほうが良い。岡本和久氏の書籍は参考になる。
  • 社会人3年目で預金をどうするか考えた際、FXは性に合わず、個別株は投資金額が大きく、投信しかないと考えた。藤野英人氏のセミナーを受けて、自分も「変な人」だと認識し、コツコツ札幌で勉強しようと思った。

投資の目的

  • 今の仕事を辞め、やりたいと思う仕事をしたい。
  • 「自由になりたい」は、誰しも思うことだと考える。
  • 家を買いたいと考えており、頭金を増やして住宅ローンの金額を減らしたい。
  • 60歳で3,000万円という具体的な目標を立てており、投資そのものが生活の一部だと考えている。

利回りの考え方

  • 勉強の過程で年率+4%程度の資産増加を見込めそうだと理解したのだが、果たして正しいのか。
  • 資産の半分をリスク資産に回すと仮定した上で、資産全体で+4%を期待するのは危ない。単純計算すれば、リスク資産で+8%を実現しなければならないことになる。
  • ただし、分散投資先のいくつかが、倍以上の利回りになるのは、特に珍しいことではない。
  • 合理的な行動か否かは別問題として、資産全体をリスク資産に回せば、名目で+5%、実質で+4%程度は実現可能かもしれない。

国内株式に投資することの是非

  • 市場が透明性が高いのはイギリスとアメリカだ。透明性の高い市場は、経済成長と株価がほぼ連動する。日本は、インサイダー取引などの不透明要因や政策の歪みで、株価が必ずしも経済成長と連動しないと考えている。
  • バブル崩壊もリーマンショックも、その国の政府主導の経済政策で持ち上がった株価が、数年後に元に戻っただけとも考えられる。
  • また、日本は労働生産性・生産年齢人口の減少が見込まれ、マイナス成長にしかならないだろう。インフレターゲットで名目経済成長率を良く見せるのが精一杯ではないかと悲観視している。
  • さらに、TOPIXとS&P500の利回りを比べると、S&P500はTOPIXの2倍成長している。為替が円安に進むのを加味しても、アメリカに投資するほうが成績も良い。
  • 山崎元氏・水瀬ケンイチ氏の書籍「ほったらかし投資術」では、約半分を国内株式としている。その割合には納得していないが、今や海外で儲けている国内企業も多い。したがって、国内株式を持たないのは誤りではないか。
  • 日本の公共債1,300兆円は今後、1,500~2,000兆円まで増えると見込まれている。一方、GDPが500兆円前後であり、完済には50~100年かかるのではないか。
  • 返済の方法論として、イギリスで実績のあるインフレタックス政策は確実に検討されているだろう。そうなると、金利0%でインフレに持っていかれ、富が政府に移転されていくことになる。
  • 国の保有する「売却可能な」資産が500兆円ほどあると言われている。買い手が見つかるか否かの問題はあるが、実質的な借金の額は、報道機関が煽るほど多くはないのではないか。

資産全体とリスク資産との関係

  • 無リスク資産として、生活防衛資金を5年分用意している。
  • 無リスク資産として、生活防衛資金を500~600万円用意している。将来的に、リスク資産の利回り分だけで生活費を賄うのが目標である。
  • リスク資産は増減するものだと理解した上で、ほぼすべてをリスク資産としている。必要な資金はリスク資産から躊躇なく取り崩す。
  • 資産を増やす方法として、入を増やす(仕事)と出を減らす(節約)のどちらの戦略があっても良い。極論すれば、投資しなくてもお金を貯められる。

保険の考え方

  • 生命保険は、子供の大学進学までの学費と生活費を賄う以外に使わないというのが、大方の投資家の活用方法である。
  • 自動車保険や火災・地震保険、個人賠償責任保険は、ほとんどの人がリスクを受容できないため、保険で移転しておくべきである。
  • 生命保険は、受取人がいなければ契約が成立しない。高齢化とともに、一人っ子や独身が増えており、いずれ役目を終えるのかもしれない。

その他

  • 投資が仕事や家庭に影響を及ぼすのは得策でない。
  • S&P500の場合、底値から戻り高値までの期間は最長で8年であり、それまで売らずに我慢できれば、ほぼ確実にプラスとなる。また、積立投資していれば、その時期はさらに早まる。
  • 人の話を聞くよりも、自分でデータを集めて計算するほうが、確信を持てる。
  • 「別れた女を追いかける」タイプの人は、投資をやってはいけない。
  • 韓国は、通貨危機の際にアメリカ資本が買い漁ったため、毎年4月に巨額の配当金がアメリカに流出し、貿易赤字となっている。
  • 自分で納得できるルールを決めておき、市場動向でルールを変えないことが肝要である。岡本和久氏の言うように、投資方針書は、その一つのツールとなる。
  • 加齢とともにポートフォリオを見直すという議論もあるが、期待リスク・リターン水準は基本的に変わらないと考えており、「100-年齢(%)」には同意できない。
  • 公務員でも確定拠出(DC)年金が始まるので、先輩と飲んだときに軽い気持ちで投資について話し始めたら、引かれてしまった。特に公務員は、投資を避ける傾向が強い。
  • 少額で失敗し、耐性をつけて(リスク許容度を確認して)おくと、後々、大きな失敗をせずに済む。
  • コツコツ函館もぜひ頑張ってほしい。
  • 参加者の習熟度に合ったコツコツの場も必要だと感じる。

雑感

  • 20代の方も投資を始めていると伺うことができて、何だか嬉しくなりました。
  • 60代の方も分散投資を強く意識されていて、「売り時も分散する」という言葉が印象深かったです。
  • 皆さん快く私のブロガー名刺をお受け取りくださり、ありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いします。
  • 毎回思いますが、2時間という時間は、あっという間に過ぎますね。
  • 懇親会会場の「松」は初めてでしたが、すごく気に入りました。

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