投資の楽しさを共有するのは難しい
私が投資を開始した直後には、個別株の短期売買を繰り返しており、今よりも投資を楽しんでいました。
自分の思惑なり戦略なりが当たって、しかも利益が出るのであれば、やはり嬉しいものです。
とはいえ、楽しめたのは一時だけで、その後は例に漏れず、大変に苦い思いをしました。そして、資産形成とギャンブルが両立しないものだと悟り、ギャンブルからは撤退しました。
私は、このような実体験を経てインデックス投資に目覚め、早や8年を迎えようとしています。言い換えれば、淡々と投資を続けて8年になるわけですが、我ながら飽きずに続けています。
そこに、かつてのような心躍る楽しさはありませんが、代わりに投資の世界を探究する楽しさを得たように思います。
「投資を楽しむ」と言っても、投資のどの場面に楽しさを求めるかは、人それぞれです。投資行為が自己責任である以上、それを相手に押し付けるのは無粋でしょう。
ただ、投資を始めたばかりの方には、資産形成とギャンブルを明確に分けて考えて欲しいなと、私は思っています。
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