一旦立ち止まって考える
個別株の取引においては、感情に任せて売買を行ってしまうことがあります。
特に、株価急落の局面では、つい「当面は下がり続けそう」、「だから早めに手放そう」などと思ってしまいます。
しかし、特別な才能でも持っていない限り、その見立てが正しいか否かを的確に判断するのは、極めて困難です。
私も、かつて何度も感情で失敗した教訓から、パッシブ投資を主体とする投資スタイルへ転向しました。
インデックスファンドは、市場平均に沿って値動きするため、個別株よりも感情を挟みにくくなるのが利点です。
1日1回しか基準価額が提示されないのを嫌う方もいらっしゃいますが、感情の安定にはプラスに作用します。
一時の感情で左右されるような投資スタイルは、とにかく神経をすり減らします。
忙しない値動きから距離を置き、立ち止まって考える余裕があれば、より投資と長く向き合えるのではないかと、私は思います。
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