「関連銘柄」の謎
メディアは、ある企業で大きなニュースが発表されると、同業の企業などを一緒に取り上げることがあります。
上場企業の場合、特に経済系メディアでは、関連銘柄として紹介するのが一般的です。
例えば、「輸出関連銘柄」「バイオ関連銘柄」といった聞き覚えのあるものから、果ては「震災関連銘柄」「水素水関連銘柄」といった品のないものまで散見されます。
ところで、関連銘柄を挙げることに何の意味があるのか、私は今一つ理解できていません。
おそらく、連れ高を狙う目的で使われるのだと想像しますが、実際に狙い通りになっている場面を見たことがないのです。
単に現場を踏む回数が足りないのでしょうか。または、効率的市場仮説が示すところの「市場が効率的」なのでしょうか。
今の私には、連想ゲームを楽しむかのように想像を働かせるのが精一杯です。
もし、関連銘柄で利益を上げる機会があるならば、一度は経験してみたいものです。
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