日本銀行のETF買入結果は東証の超大口約定情報に載らないのか
前々から気になっているのですが、日本銀行のETF買入結果は、東証の「ToSTNeT取引 超大口約定情報」には載らないのでしょうか。
というのも、日銀の買入結果と東証の超大口約定情報を照らし合わせると、辻褄の合わないところが多々見つかるのです。
例えば、2016年7月22日の場合、買入結果336億円(設備・人材ETFやREITを除く)に対して、超大口約定は210億円程度と、そこそこ符合する日もあります。
一方、2016年7月20日の場合、買入結果336億円(同)に対して、超大口約定はありません。
個人的には、ETFの買入総額よりも、銘柄と買入単価のほうに興味があるのですが、超大口約定情報を参照しても、欲しい情報は得られないのかもしれません。
また、日銀の買入結果が超大口約定情報に載らないのであれば、2016年7月22日の210億円が誰と誰の取引なのかについても、別の興味が湧きます。
東証がわざわざ情報を開示しているのですから、その活用シーンも把握しておきたいのですが、残念ながらどこにも触れられていません。
買入結果と超大口約定情報の不思議な関係性は、調べれば調べるほど謎が深まります。
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