1億円の重み
個人投資家にとって、1億円という金額は、資産形成の目標として立てやすく、キリの良い数字ですから、この金額を掲げて投資に勤しむ方を多く見かけます。
さて、客観的に捉えると、1億円の重みとは、いかほどのものでしょうか。
例えば、教えて!にちぎんによると、お札1,000枚の重さが1kgですから、1億円を1万円札で用意すると10kgになります。
また、現在発行されている銀行券の厚さは、1,000枚で約10センチメートル(1枚で約0.1ミリメートル)、重さは、1,000枚で約1キログラム(1枚で約1グラム)です。
ちなみに、現金輸送用ジュラルミンケースは、1億円収納用で3~4kg程度のようですから、お札で満杯にしても15kg以内に収まります。
また、1億円を金塊に換えると、2016年9月9日時点の金価格の仲値が4,745.5円/gですから、おおよそ21kgになります。
いずれも、人力で運ぶには少々辛いですが、とはいえ10kg詰めの米袋2つ程度ですから、特別な重みとは言えません。
お札にも金塊にも、それなりの有難みを感じるものですが、見た目でなく重量で捉えると想像以上に軽く、私はちょっと驚いてしまいました。
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