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「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2016」懇親会の二次会で「たわら宣伝部長」とお話ししました

Fund of the Year 2016懇親会のイメージ

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2016」(FOY2016)懇親会の二次会は、大変勉強になりました。

というのも、「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2016」懇親会に出席しましたの記事の通り、AMOneの自称「たわら宣伝部長」こと花村康廣さんと同席することになり、実に奥深いお話を伺ったからです。

ちなみに、二次会の会場も一次会と同じく、ワイン酒場ディプント渋谷神南店です。

主な話題

とよぴ~さんのブログ記事たわら宣伝部長と小一時間話せたので書けるところをメモしておくも、併せてぜひご覧ください。

かなり込み入っていて私の理解もあやふやですが、覚えている主な話題は、以下の通りです。

  • たわらノーロード 先進国株式が設定時に乖離したのは、主に為替の影響によるものである。海外資産の約定は後日になるため、その日までに為替が大きく動くと乖離も大きくなってしまう。
  • 国内資産は、売買注文を15:00に締め切った時点で資金の流出入が確定するものの、市場取引は既に終了しており、翌営業日の発注・約定となる。一応、売買注文の概算額は、事前(11:00頃?13:00頃?)に販売会社より通知されるが、そこからどう動くか予測するのも運用会社の腕の見せ所となる。
  • 海外資産には、外国の祝日の前日に合わせて「注文不可日」を設定している。ところが、国内資産の場合と同様の理由で、実際には発注から約定まで2営業日かかるため、本来は前々日に設定したいのだが、社外(販売会社)にはこの事情を理解してもらえない。
  • インドは、証券口座の開設が特に大変である。現地のコーディネーターや法律事務所など必要な手配を行い、運用の準備が整うまでに1か月は要するなど、非常に苦労する。
  • 現時点で、たわらノーロードシリーズにはバランスファンドがない。もし組成するならば、均等配分型が良いのではないかと考えている。
  • ターゲットイヤーファンドは、あまり良い商品だと思わない。運用序盤や中盤で大きく下落し、終盤で大きく上昇する相場を想定すると、終盤にリスクを取れず、取り戻せなくなる。老後資金は、必要の都度リスク資産から取り崩すのが良いと考える。
  • 投資ブロガーは特に無分配へのこだわりが強いものの、税務リスク(当局の介入)を避けるため、目論見書などでは無分配だと断言しにくい。たわらノーロードシリーズが自発的に分配することは、おそらくないだろう。
  • VTのように世界まるごと投資できるインデックスファンドを組成するのは、実は結構難しい。そのようなマザーファンドの運用実績に乏しいからである。
  • 国内の大手機関投資家は、国内資産は自社内で運用し、海外資産はファンドを活用することが多い。それで、MSCI-KOKUSAIのような国内向け「コクサイ」指数が広く活用されている。
  • 例えば、MSCI AWCIの構成比率で国内・先進国・新興国のマザーファンドを組み合わせ、それらしいインデックスファンドを組成するのは可能である。そういうニーズがあることも理解している。
  • (たわらノーロードシリーズにTOPIX連動型がないことに絡めて)TOPIXという指数は、個人的にあまり好きでない。定期的に銘柄を入れ替え、今後も生き残れる(すなわちパフォーマンスを期待できる)企業を選別する指数のほうが良いと考えている。
  • アセットマネジメントOneが発足しますの記事でも触れた)マザーファンドの併合については、社内だけでなく社外のシステムも未だ対応できておらず、実務として非常に難しい。
  • 償還について、ほとんどの目論見書に「10億口を下回った場合」と書いてあるが、そうであっても償還しないものがある。特にインデックスファンドの場合、運用会社にとって、償還するメリットはほとんどない。
  • 例の乖離についてのレポートを読んだが、運用会社の人間としても、状況が良く分からない。たわらノーロードシリーズでは、ここまでの乖離は発生しないだろう。
  • ブロガーの情報発信のモチベーションは何か。→基本的には承認欲求だと思われるが、(正しい)投資をもっと広めたいという、純粋な気持ちもありそう。

貴重なお時間をありがとうございました

運用会社の実務など、私にはまったく想像もつきませんし、頑張ればできることと、頑張ってもできないことの両方を、理由とともに伺うことができて、勉強になりました。

個人的には特に、マザーファンドの併合が難しい原因が社外にもあるという点をご教示いただき、各社とも併合が進まない現状に納得できたのが、大きな収穫でした。

ご一緒したとよぴ~さんとバカオヤヂさんの指摘は、私の理解を大いに助けてくださいましたし、monibellさんや「ワイン妖怪」こと個人凍死家テリーさんからも鋭い指摘が出て、非常に盛り上がりました。

懇親会の場は、投資家と運用会社が相互理解を深める場ともなりました。

このような場を設けてくださった懇親会スタッフの皆様に深く感謝するとともに、最後まで同席くださったAMOneの花村さんに、心よりお礼申し上げます。

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