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三菱UFJ国際投信が「eMAXIS Slim」シリーズ4ファンドを新規設定

eMAXIS Slimシリーズのイメージ

EDINETの有価証券届出書によると、三菱UFJ国際投信が2017年2月27日付で、eMAXIS Slimシリーズ4ファンドを新規設定します。

eMAXISシリーズの既存ファンドの信託報酬率を引き下げるという一部報道があったものの、実際には新規ファンドを設定するようです。

ファンド一覧

表内の信託報酬率(%)や引き下げ幅(ポイント)は、すべて税抜です。

名称信託報酬率既存ファンドの信託報酬率引き下げ幅
eMAXIS Slim 国内株式インデックス0.1800.400-0.220
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス0.2000.600-0.400
eMAXIS Slim 国内債券インデックス0.1400.400-0.260
eMAXIS Slim 先進国債券インデックス0.1700.600-0.430

競合ファンドとの比較

主要アセットクラスについて、他社の競合ファンドと信託報酬率を比較すると、以下の通りです。

表内の信託報酬率(%)や差(ポイント)は、すべて税抜です。

アセットクラス名称運用会社信託報酬率
国内株式(TOPIX)<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドニッセイAM0.1800.000
先進国株式<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドニッセイAM0.2000.000
国内債券iFree 日本債券インデックス大和証券投資信託委託0.1400.000
先進国債券<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国債券インデックスファンドニッセイAM0.1700.000

ビジネスモデルをアップデート

新御三家に取って代わられた(と思われていた)旧御三家のeMAXISシリーズですが、三菱UFJ国際投信は諦めていませんでした。

まずは、同社の超低コスト競争への参入を、心より歓迎します。

今回の新規設定について別の見方をするならば、やはり新御三家のコスト競争力は絶大だったのでしょう。

その証拠に、対象の4本については常に最低コストを堅持するとしており、競合への乗り換え需要を失わせる戦略を取りました。

従来、同社は受益者還元型の信託報酬率を導入してきましたが、導入時点で引き下げ基準を満たすファンドが存在しないことから、信託報酬率の引き下げには消極的だと見られていました。

今般、一部のファンドに限られるとはいえ、ここまで劇的に方針を転換したのですから、ただただ驚くばかりです。

同社が公言してきたサスティナブル(維持可能)なビジネスモデルは、危うく時代の流れに取り残されそうでしたが、ここに来て自己変革を遂げました。

そしていよいよ、超低コスト競争が「日常の光景」になってきました。恵まれた投資環境のもと、投資が「日常の光景」になる日も、案外近いかもしれませんね。

おことわり

有価証券届出書は、金融商品取引法に基づき、有価証券の発行者が内閣総理大臣に提出する書類であり、EDINETは、それら書類を閲覧するための電子開示システムです。

有価証券には、個人投資家が実質的に取引できないものも存在します。また、その旨を有価証券届出書に明記していなかったり、有価証券届出書そのものを取り下げたりする場合があります。

本記事は、有価証券届出書の開示内容に基づき作成しているため、このような事情により、読者の皆様が必ずしも当該有価証券を取引できるとは限らないことを、予めご承知おきください。

追記(2017年2月10日)

三菱UFJ国際投信が2017年2月10日付で、以下のプレスリリースを開示しています。

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