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ロボ・アドバイザーは米国籍ETFがお好き?

SBI証券のイメージ

SBI証券が2017年2月22日付で、ロボ・アドバイザー関連のレポートを公開しています。

「ロボアドバイザー」はなぜ米国上場ETFで運用するのか?と題し、なぜETFを用いるのか、そしてなぜ米国籍の金融商品を用いるのかについて触れています。

ETFを用いる理由

投資信託ではなくETFを用いる理由として、以下の2点を挙げています。

低コストである
ETFの信託報酬率が低い理由の記事の通り、一般的に、ETFは投資信託(インデックスファンド)よりも低コストです。
商品運用が単純である
投資信託の受益権は、投資家の売買に応じて設定・解約するため、受益権総口数が常に変動します。その管理には、当然ながらコストがかかります。
また、受益権総口数の変動に応じて現物取引が生じるため、例えば流動性の低い銘柄を適正価格で取引できない場合などは、余分にコストがかかります。
一方、ETFの受益証券は、それ自身を直接売買できますから、資金の流出入に応じて単に受益証券を売買するだけで良く、管理に手間がかかりません。
また、ETFの流動性は一般に高いため、適正価格で取引できない可能性は低いと言えます。

米国籍の金融商品を用いる理由

日本籍ではなく米国籍の金融商品を用いる理由として、以下の2点を挙げています。

市場規模が巨大である
例えば、全世界のETF市場に占める米国の割合が72.7%(2016年末)となっているなど、世界中の投資家が米国籍の金融商品を用いています。
流動性が十分である
例えば、新興国株式の代表的な指数の「MSCIエマージング・マーケット・インデックス」に連動する日本籍ETFとして、上場インデックスファンド海外新興国株式(MSCIエマージング)(証券コード1681、略称上場MSエマ)が存在するものの、1,000単位の出来高という状況です。
一方、同等の米国籍ETFであるiシェアーズ MSCIエマージング・マーケットETF(EEM)は、1,000単位の出来高となっており、流動性の心配がまったくありません。

今一つ説得力に欠けるが…

以上のように、「米国籍のETFを用いる理由」は、流動性とコストで有利だからということが分かりました。

ただ、「ロボ・アドバイザーが米国籍のETFを用いる理由」となると、少々説得力に欠けます。

松井証券投信工房は、日本籍の投資信託を用いながらも超低コストを実現していますし、投資一任契約型のロボ・アドバイザーが現時点で低コストだとは言えません。

私は本レポートを読んでモヤモヤしてしまいましたが、さて、読者の皆様はいかがでしょうか。

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