三菱UFJ国際投信が「eMAXIS Slim」シリーズに8資産均等型バランスファンドを追加
EDINETの有価証券届出書によると、三菱UFJ国際投信が2017年5月9日付で、「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」を新規設定します。
eMAXIS Slimシリーズにもバランスファンドを追加するということは、今後のラインナップ拡充に自ずと期待が高まります。
ファンド一覧
表内の信託報酬率(%)や、eMAXISシリーズ同等ファンドからの引き下げ幅(ポイント)は、すべて税抜です。
名称 | 信託報酬率 | 既存ファンドの信託報酬率 | 引き下げ幅 |
---|---|---|---|
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) | 0.220 | 0.500 | -0.280 |
競合ファンドとの比較
主要アセットクラスについて、他社の競合ファンドと信託報酬率を比較すると、以下の通りです。
表内の信託報酬率(%)や差(ポイント)は、すべて税抜です。
アセットクラス | 名称 | 運用会社 | 信託報酬率 | 差 |
---|---|---|---|---|
バランス(8資産均等) | iFree 8資産バランス | 大和証券投資信託委託 | 0.230 | -0.010 |
信託報酬率の引き下げにも打って出た
既に設定済みのeMAXIS Slimシリーズ4本は、競合ファンドと同一の信託報酬率を提示していますが、今回の1本については引き下げに打って出ました。
受益者還元型の信託報酬率も導入していますので、純資産総額が積み上がれば、さらに引き下げられることになります。
いよいよ、超低コストのインデックスファンドが「普通」になってきました。恵まれた投資環境のもと、賢く投資を続けていきたいですね。
おことわり
有価証券届出書は、金融商品取引法に基づき、有価証券の発行者が内閣総理大臣に提出する書類であり、EDINETは、それら書類を閲覧するための電子開示システムです。
有価証券には、個人投資家が実質的に取引できないものも存在します。また、その旨を有価証券届出書に明記していなかったり、有価証券届出書そのものを取り下げたりする場合があります。
本記事は、有価証券届出書の開示内容に基づき作成しているため、このような事情により、読者の皆様が必ずしも当該有価証券を取引できるとは限らないことを、予めご承知おきください。
追記(2017年4月21日)
三菱UFJ国際投信が2017年4月21日付で、以下のプレスリリースを開示しています。
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