バリュートラスト|価値を生む・未来を託す・投資を歩く

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Brexit(ブレグジット)より1年経過しましたが

非常口のイメージ

読者の皆様は、Brexit(ブレグジット)の相場混乱のことを未だ覚えていらっしゃるでしょうか。

イギリスのEU離脱をめぐる国民投票が2016年6月23日に行われ、既にご承知の通り、離脱派(賛成派)に軍配が上がりました。

その結果を受けて、為替の激変と株価の暴落が連鎖し、たった1日で世界経済を混沌とさせました。

なお、株価暴落の様子については、Brexit(ブレグジット)の荒れ相場も糧にの記事の通りです。

私のポートフォリオの損失は、2016年6月24日付のスナップショットによると、前日比-3.3%です。

世界の株価指数を眺めてみても、おおよそ-3%前後の下落となっています。

一方、TOPIXは-7.2%、日経平均株価は-7.9%の下落となっており、これらは円高の影響も相当に受けていることが見て取れます。

ちなみに、リーマンショックの時は、連日のように-1~-5%程度の下落が続きましたから、特段小さくも大きくもない数値だと言えます。

後の推移もまたご承知の通りですが、市場が「織り込む」のは案外早く、1か月ほどで何事もなかったかのように持ち直しました。

この短期間の相場急変で、大金を手にした方も、ひっそりと退場した方もいらっしゃることでしょう。

私はかつて、個別株のみのフルインベストメント状態でリーマンショックを迎え、退場間際まで追い詰められた経験があります。

幸い、信用取引やFXなどには手を出していなかったため、-40%程度の損失で済みましたが、身動きが取れなくなると、文字通りの絶望感に襲われます。

来る日も来る日も下落する相場を眺めるしかない八方塞がりの日々は、まさに真綿で首を絞められているようで、「絶望感」の3文字では到底表現できません。

さて、現在のような上げ相場の最中に、自身のポートフォリオが今後どの程度の損失を被り得るのかを見積もることは、現実には相当難しいものです。

とはいえ、平時にこそ適切なリスク許容度を見極めておかなければ、後の勉強代が高くつくこと間違いありません。

目下の好調を背景に気が大きくなってしまわないよう、どうぞくれぐれもお気を付けください。

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