楽天投信投資顧問がVT(全世界株式)・VTI(全米株式)相当の超低コストインデックスファンド2本を新規設定
EDINETの有価証券届出書によると、楽天投信投資顧問が2017年9月29日付で、2本のインデックスファンドを新規設定します。
2本とも、有名な海外ETFを投資対象とする超低コストインデックスファンドである点に要注目です。
ラインナップ
表内の信託報酬率(%)は、すべて税抜です。
名称 | ベンチマーク | 信託報酬率 |
---|---|---|
楽天・全世界株式インデックス・ファンド | FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算) | 0.222 |
楽天・全米株式インデックス・ファンド | CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算) | 0.157 |
「VT」や「VTI」が身近に
楽天・全世界株式インデックス・ファンドは、ベンチマークである「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」への連動を目標とするバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)を投資対象とします。
また、楽天・全米株式インデックス・ファンドは、ベンチマークである「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」への連動を目標とするバンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)を投資対象とします。
したがって、これら2本には、国内において超低コストでVT・VTIへアクセスできるという、大きな意義が込められています。
販売会社は、今のところ楽天証券のみのようですが、今後の拡大に期待したいですね。
おことわり
有価証券届出書は、金融商品取引法に基づき、有価証券の発行者が内閣総理大臣に提出する書類であり、EDINETは、それら書類を閲覧するための電子開示システムです。
有価証券には、個人投資家が実質的に取引できないものも存在します。また、その旨を有価証券届出書に明記していなかったり、有価証券届出書そのものを取り下げたりする場合があります。
本記事は、有価証券届出書の開示内容に基づき作成しているため、このような事情により、読者の皆様が必ずしも当該有価証券を取引できるとは限らないことを、予めご承知おきください。
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