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三井住友AMが「三井住友・DCつみたてNISA・世界分散ファンド」を新規設定

三井住友AMのロゴのイメージ

EDINETの有価証券届出書によると、三井住友AMが2017年10月3日付で、三井住友・DCつみたてNISA・世界分散ファンドを新規設定します。

名称にある通り、確定拠出年金(DC)・iDeCoやつみたてNISAを睨んだ、なかなか意欲的な商品性となっています。

概要

概要については、以下の通りです。

三井住友・DCつみたてNISA・世界分散ファンド
ベンチマークは、合成指数です。
信託報酬率は、0.210%です。

ベンチマーク

本ファンドのベンチマーク(アセットアロケーション)は、以下の通りです。

アセットクラスベンチマーク基本投資割合(%)
国内株式TOPIX10
先進国株式MSCI-KOKUSAI(円換算)20
新興国株式MSCIエマージング・マーケット・インデックス(円換算)10
国内債券NOMURA-BPI総合15
先進国債券シティ世界国債インデックス(除く日本、円換算)20
先進国債券シティ世界国債インデックス(除く日本、円換算、為替ヘッジあり)5
国内REIT東証REIT指数(配当込み)5
先進国REITS&P先進国REIT指数(除く日本、配当込み、円換算)15

アセットアロケーションの意図を示して欲しい

合成指数をベンチマークとするバランスファンド全般に言えることですが、投資家としては、アセットアロケーションの意図を示してもらえると嬉しいですね。

何となくキリの良い数値が並んでいますが、おそらくリスク・リターン特性などをきちんと分析した上で決定しているはずですから、すなわち、その過程を見えるようにして欲しいということです。

全社を挙げてフィデューシャリー・デューティーを全うしようとしている同社だからこそ、より高い次元の課題解決を図って欲しいと思ってしまうのが、人の性なのかもしれません。

ともあれ、同社のラインナップにおいて少々手薄であったバランスファンドが、これで1つ準備できることになりました。

今後、8資産均等型などとパフォーマンスを比較してみるのも面白いかもしれませんね。

おことわり

有価証券届出書は、金融商品取引法に基づき、有価証券の発行者が内閣総理大臣に提出する書類であり、EDINETは、それら書類を閲覧するための電子開示システムです。

有価証券には、個人投資家が実質的に取引できないものも存在します。また、その旨を有価証券届出書に明記していなかったり、有価証券届出書そのものを取り下げたりする場合があります。

本記事は、有価証券届出書の開示内容に基づき作成しているため、このような事情により、読者の皆様が必ずしも当該有価証券を取引できるとは限らないことを、予めご承知おきください。

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