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AM-Oneがたわらノーロードシリーズにバランスファンド3本を追加

たわらノーロードシリーズのイメージ

EDINETの有価証券届出書によると、AM-Oneが2017年11月8日付で、たわらノーロードシリーズにバランスファンド3本を追加します。

3本には「堅実型」「標準型」「積極型」と付されており、アセットアロケーションが大きく異なっています。

ラインナップ

表内の信託報酬率(%)は、すべて税抜です。

名称ベンチマーク信託報酬率
たわらノーロード バランス(堅実型)合成指数0.220
たわらノーロード バランス(標準型)合成指数0.220
たわらノーロード バランス(積極型)合成指数0.220

ベンチマーク

本ファンドのベンチマーク(アセットアロケーション)は、以下の通りです。

アセットクラスベンチマーク堅実型(%)標準型(%)積極型(%)
国内株式TOPIX(配当込み)4713
先進国株式MSCI-KOKUSAI(配当込み、円換算)616
先進国株式(ヘッジあり)MSCI-KOKUSAI(配当込み、円換算、為替ヘッジあり)122124
新興国株式MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み、円換算)112
国内債券NOMURA-BPI総合36173
先進国債券シティ世界国債インデックス(除く日本、円換算)341
先進国債券(ヘッジあり)シティ世界国債インデックス(除く日本、円換算、為替ヘッジあり)332313
新興国債券JPモルガンGBI-EMグローバル・ディバーシファイド(円換算)863
国内REIT東証REIT指数(配当込み)21013
先進国REITS&P先進国REIT指数(除く日本、配当込み、円換算)1512

アセットアロケーションの意図を示して欲しい

合成指数をベンチマークとするバランスファンド全般に言えることですが、投資家としては、アセットアロケーションの意図を示してもらえると嬉しいですね。

有価証券届出書に以下のような簡単な記載はあるものの、リスク・リターン特性などを基に決定しているはずですから、その過程を見えるようにして欲しいということです。もっとも、目論見書などに手厚く記載されるかもしれません。

堅実型
債券の組入比率を高め、堅実に運用します。
標準型
株式・債券・リートにバランス良く資産配分します。
積極型
株式・リートの組入比率を高め、積極的に運用します。

ともあれ、この3本のバランスファンドは、超低コストで十分に分散されたポートフォリオを保有できますから、素性が良いのは間違いないでしょう。

今後、8資産均等型などとパフォーマンスを比較してみるのも面白いかもしれませんね。

おことわり

有価証券届出書は、金融商品取引法に基づき、有価証券の発行者が内閣総理大臣に提出する書類であり、EDINETは、それら書類を閲覧するための電子開示システムです。

有価証券には、個人投資家が実質的に取引できないものも存在します。また、その旨を有価証券届出書に明記していなかったり、有価証券届出書そのものを取り下げたりする場合があります。

本記事は、有価証券届出書の開示内容に基づき作成しているため、このような事情により、読者の皆様が必ずしも当該有価証券を取引できるとは限らないことを、予めご承知おきください。

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