ニッセイAMが「ニッセイ・インデックスパッケージ」シリーズ4本を新規設定

2017-11-01 11:37

ニッセイAMのロゴのイメージ

EDINETの有価証券届出書によると、ニッセイAMが2017年11月17日付で、名称に「ニッセイ・インデックスパッケージ」を冠するファンド4本を新規設定します。

いずれも、インデックスファンドを用いるバランスファンドです。

概要

概要については、以下の通りです。いずれも、ベンチマークは合成指数です。

本ファンドのベンチマーク（アセットアロケーション）は、以下の通りです。

アセットクラス	ベンチマーク	国内・株式／リート／債券（%）	内外・株式（%）	内外・株式／リート（%）	内外・株式／リート／債券（%）
国内株式	TOPIX（配当込み）	15	33.3	20	10
先進国株式	MSCI-KOKUSAI（配当込み、円換算）	—	33.3	20	10
新興国株式	MSCIエマージング・マーケット・インデックス（配当込み、円換算）	—	33.3	20	10
国内債券	NOMURA-BPI総合	70	—	—	25
先進国債券	シティ世界国債インデックス（除く日本、円換算）	—	—	—	25
新興国債券	JPモルガンGBI-EMグローバル・ディバーシファイド（円換算）	—	—	—	—
国内REIT	東証REIT指数（配当込み）	15	—	20	10
先進国REIT	S&P先進国REIT指数（除く日本、配当込み、円換算）	—	—	20	10

現時点で、販売会社は内藤証券と光世証券の2社となっており、中小の証券会社にも超低コスト化の波が押し寄せる模様です。

ラインアップのうち、「内外・株式」と「内外・株式／リート」の2本については、つみたてNISAの登録要件を満たしているため、その届出が行われる可能性もあります。

なお、合成指数をベンチマークとするバランスファンド全般に言えることですが、投資家としては、アセットアロケーションの意図を示してもらえると嬉しいですね。

有価証券届出書は、金融商品取引法に基づき、有価証券の発行者が内閣総理大臣に提出する書類であり、EDINETは、それら書類を閲覧するための電子開示システムです。

有価証券には、個人投資家が実質的に取引できないものも存在します。また、その旨を有価証券届出書に明記していなかったり、有価証券届出書そのものを取り下げたりする場合があります。

本記事は、有価証券届出書の開示内容に基づき作成しているため、このような事情により、読者の皆様が必ずしも当該有価証券を取引できるとは限らないことを、予めご承知おきください。