SBIAMがEXE-iシリーズにつみたてNISA向けファンド2本を追加
EDINETの有価証券届出書によると、SBIAMが2017年12月6日付で、インデックスファンド2本を新規設定します。
いずれも、名称に「つみたて」の文字を含むことから、つみたてNISA向け商品であると推測します。
概要
概要については、以下の通りです。
- EXE-iつみたてグローバル(中小型含む)株式ファンド
- ベンチマークは、FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算)です。
- 信託報酬率は、0.139%です。
- EXE-iつみたて新興国株式ファンド
- ベンチマークは、FTSEエマージング・インデックス(円換算)です。
- 信託報酬率は、0.180%です。
劣勢を巻き返せるか
EXE-iシリーズと言えば、外国籍ETFを投資対象とするFOFsであるにもかかわらず、低廉なコストと安定運用の実績で、これまで人気を博してきました。
しかし、昨今の超低コストインデックスファンドの隆盛に押され、すっかり影が薄くなってしまいました。
今回の2本は、ベンチマークこそ異なるものの、競合商品に負けず劣らずの信託報酬率を提示し、同シリーズならではの安定運用が期待されることから、人気に火がつく可能性を秘めています。
つみたてNISAの対象商品に採用されれば、魅力はさらに増すでしょう。今後の行方が楽しみです。
おことわり
有価証券届出書は、金融商品取引法に基づき、有価証券の発行者が内閣総理大臣に提出する書類であり、EDINETは、それら書類を閲覧するための電子開示システムです。
有価証券には、個人投資家が実質的に取引できないものも存在します。また、その旨を有価証券届出書に明記していなかったり、有価証券届出書そのものを取り下げたりする場合があります。
本記事は、有価証券届出書の開示内容に基づき作成しているため、このような事情により、読者の皆様が必ずしも当該有価証券を取引できるとは限らないことを、予めご承知おきください。
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