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松井証券がPTS取引サービスと価格改善サービス「ベストマッチ」を開始へ

松井証券のロゴ

松井証券が2018年3月2日付で、SBIジャパンネクストが提供するPTS(私設取引システム)に接続し、PTS取引サービスを開始すると発表しています。

また、SOR注文を発展させ、さらに有利な取引を実現する価格改善サービス「ベストマッチ」を開始します。

プレスリリースによると、PTS取引サービスは2018年3月19日より、ベストマッチは2018年5月より、それぞれ利用できるようになります。

PTS取引サービス(夜間取引)

PTS取引サービスの取引時間は、以下の通りです。

  • デイタイム・セッション…8:20~15:30
  • ナイトタイム・セッション…17:30~23:59

なお、ジャパンネクストPTS(J-Market)の取引時間とは時間帯が一部異なります。

価格改善サービス「ベストマッチ」(立会外クロス取引)

通常、個人投資家が株式を売買する際、東証などの取引所やPTSへ注文しますが、価格改善サービス「ベストマッチ」では、それに加えて、機関投資家向けのToSTNeT(立会外取引)も活用します。

PTS取引が可能なSBI証券楽天証券などでは、取引所・PTS間のSOR注文を受け付けており、より有利に取引できる市場が自動的に選択されます。

ベストマッチの仕組みもSOR注文と類似していますが、その前段において、同社顧客の注文と機関投資家の注文をマッチングさせ、可能であればToSTNeTで執行する点が異なります。

同社では、ベストマッチの活用により、スプレッドコスト(市場における売買気配差によるコスト)や機会コスト(注文したすべての数量が約定するまでの値動きに起因するコスト)、マーケットインパクト(自身の注文によって生じた値動きに起因するコスト)などを改善できるとしています。

なお、ベストマッチでの取引については、その透明性を確保するために、以下の開示・検証を実施するとしています。

  • 「価格改善レポート」を取引毎に開示する。
  • 注文の執行状況を第三者が分析し、同サービスの総合的な価格改善効果を開示する。
  • ベストマッチのシステムを使用したことによって、顧客が不利益を被っていないか検証する。

サービスを続々と拡充・改善

松井証券と言えば、従来は個別株取引の印象が強かったものの、2016年11月28日付で投資信託の取り扱いとロボ・アドバイザー投信工房を開始し、その買付最低金額を2017年6月2日付で100円に引き下げたほか、2018年3月下旬にはiDeCo(個人型確定拠出年金)への参入を控えています。

このようにサービス拡充を積極的に進めている同社が、今回は従来より得意としている個別株取引の改善に踏み切ります。

ベストマッチの詳細については、未だ判然としない部分があるものの、SBI証券株式一括売却信託/立会外トレードサービスと同様、投資家にとって有利なサービスとなるのは間違いないでしょう。

ネット証券各社の手数料競争が終盤へと差し掛かり、サービス競争がいよいよ本格化してきたように感じます。

今般、iDeCoやつみたてNISAを契機として個人投資家の増加が予想されているため、低廉な手数料と良質なサービスを両立できれば、新規顧客が同社へと一気に流れる可能性もあります。

個人的には、このような個人投資家の目線に立ったサービス拡充・改善が、ネット証券各社の顧客獲得競争に繋がることを期待しています。

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