GMOクリック証券が投資信託41本をラインナップに追加へ
GMOクリック証券が2018年3月2日付で、投資信託41本を2018年3月10日付で追加すると発表しています。
同社のお知らせによると、「バランス型」「インデックス型」「アクティブ・テーマ型」の3カテゴリーのうち、「インデックス型」と「アクティブ・テーマ型」の充実を図ります。
主なラインナップ
アクティブ・テーマ型
アクティブファンドとして13本、テーマファンドとしてiTrustノーロードシリーズを含む20本の計33本を追加します。
インデックス型
以下の超低コストインデックスファンド8本を追加します。
表内の信託報酬率(%)は、すべて税抜です。
名称 | 運用会社 | 信託報酬率 |
---|---|---|
eMAXIS Slim 国内株式(日経平均) | 三菱UFJ国際投信 | 0.159 |
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス | 三菱UFJ国際投信 | 0.190 |
iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジあり) | 大和証券投資信託委託 | 0.190 |
iFree S&P500インデックス | 大和証券投資信託委託 | 0.225 |
楽天・全世界株式インデックス・ファンド | 楽天投信投資顧問 | 0.222 |
楽天・全米株式インデックス・ファンド | 楽天投信投資顧問 | 0.157 |
楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド | 楽天投信投資顧問 | 0.200 |
楽天・新興国株式インデックス・ファンド | 楽天投信投資顧問 | 0.250 |
選択肢を広げる拡充
GMOクリック証券は、2017年3月27日付で投資信託の取り扱いを開始したことにより、メインの証券口座としても十分に使えるようになりました。
現在、同社の投資信託のラインナップは62本ですから、そこへ今回の41本を追加すると、計103本の取り扱いとなります。
なお、41本のうち33本がアクティブファンド(テーマ型を含む)であり、かなり偏っている印象を受けるかもしれません。
しかし、従来のラインナップは(超)低コストインデックスファンドが中心です。そのため、今回のアクティブファンドの追加により、両者がバランス良く取り揃えられることになります。
コア投資にインデックスファンドを据えつつ、サテライト投資にアクティブファンドを選択するのは、収益を高める有効な戦略となり得ますから、決して悪くない拡充方針でしょう。
今後、同社がアクティブファンドの取り扱い本数をどんどん増やしていくのか否かは分かりませんが、個人的には、良質で適切なコスト水準のものを厳選し続けて欲しいと思っています。
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