明治安田生命が個人型確定拠出年金(iDeCo)プランに運用商品を追加
明治安田生命が2018年4月1日付で、同社の個人型確定拠出年金(iDeCo)プランに運用商品を追加しています。
同社のプランは、「シンプルコース」と「スタンダードコース」の2本立てとなっていますが、今回は双方に同一の2商品を追加する形となっています。
追加ファンドのラインナップ
表内の信託報酬率(%)は、すべて税抜です。
アセットクラス | 名称 | 信託報酬率 |
---|---|---|
先進国株式 | 東京海上セレクション・外国株式インデックス | 0.200 |
先進国債券 | 東京海上セレクション・外国債券インデックス | 0.180 |
インデックスファンドのラインナップ
表内の信託報酬率(%)は、すべて税抜です。
アセットクラス | 名称 | 信託報酬率 | シンプルコース | スタンダードコース |
---|---|---|---|---|
国内株式 | 明治安田DC・TOPIXオープン | 0.190 | 〇 | 〇 |
国内債券 | 明治安田DC日本債券パッシブファンド | 0.160 | 〇 | 〇 |
先進国株式 | 東京海上セレクション・外国株式インデックス | 0.200 | 〇 | 〇 |
先進国債券 | 東京海上セレクション・外国債券インデックス | 0.180 | 〇 | 〇 |
国内REIT | DC・ダイワJ-REITオープン | 0.550 | — | 〇 |
なお、アクティブファンドを含めると、シンプルコースが計6本、スタンダードコースが計16本の投資信託を取り揃えています。
伝統4資産のインデックスファンドがようやく揃った
明治安田生命が個人型確定拠出年金(iDeCo)の新プランを発表の記事の通り、開始時点では両プランともアクティブファンドが大半を占め、かつ先進国株式・債券のインデックスファンドを選定していないなど、疑問符の付くプラン内容でした。
今回、超低コストのインデックスファンドを追加選定することで、その欠けていたピースを埋めました。
これにより、手数料の割安なシンプルコースを選択しても伝統4資産のインデックスファンドを揃えられますから、一応は商品ラインナップが整ったと言えるでしょう。ただし、競合他社と比較すると、決して自由度が高いわけではありません。
同社には引き続き、両プランの地道な改善を期待したいですね。
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