ポートフォリオ・アナライザーの動作を軽量化しました
ポートフォリオ・アナライザーの動作を軽量化しました。
ポートフォリオ・アナライザーでは、取り扱うデータが多く、多数の図表を表示することから、特にメモリーを必要とします。
現在の一般的なブラウザーでは、メモリー使用量を節約するため、常にメモリーの整理を行っていますが、それにはCPUを使用します。
つまり、メモリーが少なければ少ないほど整理の頻度が増え、結果としてCPUの使用量が増えることから、動作が遅くなります。
そのため、スマホなど搭載メモリーの少ない環境では、従来、計算結果の画面操作が困難なほど動作が遅くなる場合がありましたが、今般、以下の施策によりメモリー使用量を低減し、動作を軽量化しています。
- 「ランダム生成ポートフォリオとの比較」において、従来、1アセットクラスにつき100系列のランダムポートフォリオを生成し、最大で11アセットクラス・1,100系列を表示していましたが、今般、生成数の上限を500系列とし、6アセットクラス以上を選択した場合も500系列まで生成・表示するようにしています。
- 多機能グラフ内の各ポートフォリオを選択した際に表示される表について、見た目はそのままに、内部構造を簡素化・軽量化しています。
- 格納するデータ量の多い配列変数について、用済み後直ちに、明示的に消去するようにしています。
ポートフォリオ・アナライザーは、ポートフォリオを多角的に分析し、表やグラフで分かりやすく表示できるサービスです。
読者の皆様のお役立ちツールとして、本サービスを含むアセットツールをご活用いただければ幸いです。
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