eMAXISシリーズにジャパンESGセレクト・リーダーズインデックス連動型が追加
EDINETの有価証券届出書によると、三菱UFJ国際投信が2018年10月22日付で、「eMAXIS ジャパンESGセレクト・リーダーズインデックス」を新規設定します。
概要については、以下の通りです。
- eMAXIS ジャパンESGセレクト・リーダーズインデックス
- ベンチマークは、MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数(配当込み)です。
- 信託報酬率は、0.400%です。
eMAXISシリーズ初のESG指数連動型インデックスファンド
eMAXISシリーズは、国内外の多種多様な指数に連動するインデックスファンドを提供していますが、ESG指数の採用は今回が初めてとなります。
ベンチマークの「MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数」は、MSCIのサイトによると、「MSCIジャパンIMIトップ500指数」(我が国の時価総額上位500銘柄)のうち、ESG評価が業種内で相対的に高い銘柄を選定しており、2018年6月時点では251銘柄が選定されています。
なお、本ファンドの競合商品は、以下の通りです。
- ダイワ上場投信—MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数(証券コード1653、略称大和ESGセレクト)
- ベンチマークは、MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数です。
- 信託報酬率は、0.150%です。
eMAXISシリーズの「膨張」は、まだまだ続きそうです。
ただ、馴染みの薄い指数を採用するファンドが人気を獲得するためには、今後、その指数を採用する意義や投資対象としてのメリットについて、より丁寧に解説・周知する必要があるのではないかと、私は思った次第です。
おことわり
有価証券届出書は、金融商品取引法に基づき、有価証券の発行者が内閣総理大臣に提出する書類であり、EDINETは、それら書類を閲覧するための電子開示システムです。
有価証券には、個人投資家が実質的に取引できないものも存在します。また、その旨を有価証券届出書に明記していなかったり、有価証券届出書そのものを取り下げたりする場合があります。
本記事は、有価証券届出書の開示内容に基づき作成しているため、このような事情により、読者の皆様が必ずしも当該有価証券を取引できるとは限らないことを、予めご承知おきください。
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