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三井住友AMが三井住友カード会員向けに「SMAM投信直販ネット」のキャンペーンを実施

SMAM投信直販ネットのロゴのイメージ

三井住友AMが2018年10月30日付で、同社の運営する「SMAM投信直販ネット」において、三井住友カード会員向けにキャンペーンを実施すると発表しています。

ニュースリリースによると、2018年11月1日から2018年11月30日までの期間中、三井住友カードの会員が特定の条件を満たすと、三井住友カードのポイント「ワールドプレゼント」が600ポイント付与されます。

なお、ワールドプレゼントは通常、カード利用額1,000円につき1ポイント付与されますので、600ポイントは600,000円のカード利用額に相当します。

適用条件

本キャンペーンの適用条件について、詳細は以下の通りです。

  • 2018年11月1日から2018年11月30日までの期間中、三井住友カードの会員向けサービス「Vpass」特設ページよりSMAM投信直販ネットのサイトにアクセスする。
  • SMAM投信直販ネットの口座開設を2018年12月28日までに完了する。なお、口座種別については、特定口座・一般口座、一般NISA・つみたてNISA・ジュニアNISAのいずれでも対象となる。
  • 積立金額が月額10,000円以上の定期積立プランを設定する。
  • 2019年3月8日買付分(2019年2月27日引き落とし分)までの間に1回以上の積立買付を行う。

以上をすべて満たすことで、本キャンペーンが適用となります。

バランスファンド中心のラインナップ

SMAM投信直販ネットでは現在、同社の超低コストファンド3本を含む計7ファンドをラインナップしており、そのうち5本がバランスファンド、残る2本が国内株式と外国株式のインデックスファンドとなっています。

目玉は何と言っても、信託報酬率0.210%のバランスファンドである三井住友・DCつみたてNISA・世界分散ファンドでしょう。

なお、ラインナップが貧弱な点については、メリットとしてもデメリットとしても捉えられます。デメリットは無論、選択肢が少ないことに尽きます。

一方、メリットとしては、投資未経験層・初心者層に対して、商品の特性を比較検討し、選択しやすくする効果が期待できますし、投資経験が豊富な層に対しては、安直な(回転)売買を抑制する効果が期待できます。

同社としても、定期積立は資金流入規模が予測しやすく、運用コストの低減に繋がるでしょうし、投資教育の側面からも、頻回な売買は好ましいとは言えません。

したがって、特につみたてNISAを活用する上では、メリットがデメリットよりも大きく上回るものと考えられます。

なお、同社以外では現在、三菱UFJ国際投信が直販を検討中とのことであり、運用会社による直販の機運が高まっています。

直販においては、クレジットカード決済やポイント制度、(実現可能性は別として)信託報酬率の長期割引制度など、ラインナップの制約を補うような尖った付加価値の提供を期待したいと、私は思っています。

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