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三菱UFJ国際投信が「eMAXIS Neo」シリーズにインデックスファンド3本を追加

eMAXIS Neoのロゴ

EDINETの有価証券届出書によると、三菱UFJ国際投信が2018年12月3日付で、「eMAXIS Neo」シリーズのインデックスファンド3本を新規設定します。

3本いずれも、米国Kensho社の「Kenshoニューエコノミー指数」を用いています。

なお、Kensho社は、データ分析・機械学習・自然言語処理などが専門のテクノロジー企業であり、S&P Global社の100%子会社です。

ラインナップ

表内の信託報酬率(%)は、すべて税抜です。

名称ベンチマーク信託報酬率
eMAXIS Neo バーチャルリアリティKensho Virtual Reality Index(配当込み、円換算)0.720
eMAXIS Neo ナノテクノロジーKensho Nanotechnology Index(配当込み、円換算)0.720
eMAXIS Neo ドローンKensho Drones Index(配当込み、円換算)0.720

いずれもファミリーファンド方式を採り、米国上場株式・DR(預託証書)を主要投資対象としています。

テーマ型インデックスファンドの隆盛を目論むか

本シリーズを含め、最近はテーマ型指数への連動を目標とするインデックスファンドの設定が相次いでいます。

テーマ型(アクティブ)ファンドは、信託報酬率が2%を超えるような超高コストのものも平然と販売されていますが、これらテーマ型インデックスファンドは、概ね1%以下のコストで同等の投資ができるメリットを有しています。

テーマ型ファンドは無論、コア投資には向きませんが、ポートフォリオに華を添えるサテライト投資の枠内で少額を振り向けるのに適していると言えます。

コア投資向けインデックスファンドの超低コスト化が著しいのと並行して、サテライト投資向けのファンドもインデックスファンド化や低コスト化が進行しつつあるようです。

資産形成のための投資において、テーマ型インデックスファンドは必ずしも要りませんが、欲が出て個別株やFX・先物・仮想通貨などで下手な売買を繰り返したり、高コストのアクティブファンドに投資したりするよりは、傷を受けても小さく済むでしょう。

同社が目論んでいると思われるテーマ型インデックスファンドの隆盛を、私も期待したいと思っています。

おことわり

有価証券届出書は、金融商品取引法に基づき、有価証券の発行者が内閣総理大臣に提出する書類であり、EDINETは、それら書類を閲覧するための電子開示システムです。

有価証券には、個人投資家が実質的に取引できないものも存在します。また、その旨を有価証券届出書に明記していなかったり、有価証券届出書そのものを取り下げたりする場合があります。

本記事は、有価証券届出書の開示内容に基づき作成しているため、このような事情により、読者の皆様が必ずしも当該有価証券を取引できるとは限らないことを、予めご承知おきください。

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