レオス・キャピタルワークスが東証マザーズ市場への上場を延期
レオス・キャピタルワークスが2018年12月20日付で、東証マザーズ市場への新規上場を延期したと発表しています。
ニュースリリースによると、その理由として、コーポレートガバナンスや内部管理体制の有効性に関して万全を期すためとしています。
同社は、2018年11月19日付で新規上場が承認されたばかりですが、上場の目的や調達した資金の用途などについても依然として明確にしておらず、何やら不穏な空気が漂ってきました。
もっとも、延期の理由として挙げた点については、同社のトップで創業者でもある藤野英人氏の影響力があまりに絶大だからでしょう。同社と同氏との関係は、投資家にとって不安要素となり得ますから、予め明確化しておく必要があるのは言うまでもありません。
なお、新規上場手続きの再開時期は未定としており、場合によっては中止する可能性もありそうです。
本件が、同社の看板商品である「ひふみ」シリーズの運用に悪影響を及ぼさないことを願うばかりです。
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