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「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018」の結末

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018」のイメージ

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018」(FOY2018)が2019年1月14日付で開催され、結果が発表されました。

私もブロガーとして投票に参加しましたが、投票先がどのような結末を迎えたのか、振り返ってみたいと思います。

なお、公式サイトでは、投票者の総数が241名、有効票の総数が1,188ポイントと発表されており、イベント規模の拡大と注目度の高まりを強く印象付けられました。

投票先は第2位と第3位に

私が投票した2つの超低コストインデックスファンドは、第2位と第3位にランクインされており、順当な結果を収めていました。

<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド(ニッセイAM)

順位
第2位
得票数・得票率
127ポイント・10.7%
投票数
3ポイント
投票時のコメント(公式サイトにも掲載されています)

信託報酬率の引き下げ実績が既に4回を数え、投資家に真に寄り添わんとする心意気にただただ頭が下がるばかりです。

純資産総額が1,000億円に達したのも、今なお資金流入が安定継続しているのも、投資家から絶大な支持を得ていることの紛れもない証左です。

FOY2018では第1位へ返り咲きますように!

DCニッセイ外国株式インデックスにも期待しています!!

感想
第1位への返り咲きを期待していたのですが、残念ながら叶いませんでした。
本ファンドは過去に2回、基準価額がベンチマークに対して下方乖離するトラブルを経験しています。
現在は既に、運用年数と規模の両面で安定しているものの、このトラブルは、順位に少なからぬ影響を与えているものと推測します。
今後も安定運用に努め、積み上げた実績で不安を払拭して欲しいと願っています。
私は引き続き、本ファンドを応援します。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(三菱UFJ国際投信)

順位
第3位
得票数・得票率
103ポイント・8.7%
得票数
103ポイント(40名)
投票数
2ポイント
投票時のコメント(公式サイトにも掲載されています)

MSCIジャパン・インデックス連動型マザーファンドの新規設定を含め、MSCI ACWI(含む日本)連動型インデックスファンドへの並々ならぬ熱意や意気込みに心打たれました。

この1本で全世界の株式に投資できるという手軽さにも、信託報酬率0.142%という超低コストにも、将来大物になる予感を強く抱かせます。

今後、すくすくと順調に成長することを願っています。

感想
本ファンドは、2018年10月31日付で設定されたばかりの新顔であり、まさか第3位にランクインするとは思ってもいませんでした。
改めて、本ファンドへの期待が相当なものであると認識しましたが、これは、ベンチマークの「MSCI ACWI(含む日本)」に対する期待の裏返しとも言えます。
今後仮に、本ファンドの運用実績が振るわず(すなわちベンチマークとの連動性に劣り)、かつ競合商品が登場したとなれば、本ファンドが一身に受けた期待は、競合商品へと一気に流れ出てしまいます。
本ファンドが投資家の期待に応えられるか否か、その行方を注視していきたいと思っています。

栄冠に輝いた第1位は

FOY2018では、昨年(FOY2017)の第1位であった「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」と、第2位で私の投票先でもある「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」の2本が競い合う構図になるものと、私は予想していました。

しかし、前者は第9位へと大きく後退しました。投票者のコメントからも伺えるように、残念ながら運用実績が振るわず、投資家の期待を裏切る格好となってしまいました。

そして、FOY2018の第1位は、私にとっては意外なファンドでした。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス(三菱UFJ国際投信)

順位
第1位
得票数・得票率
177ポイント・14.9%
感想
昨年の第13位が、競合で強豪の「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」を抜き去り、一気に頂点へと駆け上がりました。
第2位とは、得票数で50ポイント、得票率で4.2ポイントの大差をつけており、両者のこれまでの運用実績が明暗を分けたように感じます。
また、投票者のコメントからは、eMAXIS Slimシリーズの「業界最低水準の運用コストを目指し続ける」というコンセプトが高い評価を得ていることが分かります。
eMAXISから受け継いでいる運用実績は無論のこと、競合の信託報酬率に追従する商品戦略も功を奏し、抜群の安定感と安心感を投資家にアピールしています。
そこへさらに、FOY2018の第1位という存在感も加わるのですから、今後しばらく、向かうところ敵なしの状態だと言えそうです。
果たして今後、その地位を不動のものとできるか否か、来年のFOY2019が早くも待ち遠しくなってきました。

栄枯盛衰は世の習い

過去のFOYを遡ってみると、上位に居座り続けることがどれほど難しいかを実感させられます。そしてそれは、各ファンドが栄枯盛衰の厳しい世界に置かれていることも示しています。

例えば、先進国株式のインデックスファンドの信託報酬率を見てみると、リーマンショックの起こった2008年当時は、0.7%程度でも「十分に低コスト」との認識でした。

既に10年以上を経過しているとはいえ、その水準が0.1%程度にまで下落することも、0.001ポイント単位の熾烈な競争が繰り広げられることも、当時の状況では予見できるはずがありません。

これからの10年にも、おそらく同じことが言えるのだろうと思います。現在の我々には想像もつかないような大変革が訪れ、例えば、投資信託よりも有用で有利な金融商品が登場しているかもしれません。

ともあれ、私は残念ながらFOY2018に現地で参加できず、悔いが残りました。次回のFOY2019はぜひ、FOY2018の覇者である「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」の結末を自分の目で見届けたいと思っています。

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