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KDDIが中間金融持株会社「auフィナンシャルホールディングス」を設立・カブドットコム証券とじぶん銀行が「auカブコム証券」「auじぶん銀行」として再出発へ

KDDIのロゴのイメージ

KDDIなど4社が2019年2月12日付で、三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下のカブドットコム証券とじぶん銀行の資本異動を含む一連のプレスリリースを開示しています。

これらの情報を総合し、整理すると、一連の計画の全体像は、以下の通りです。

  • KDDIが2019年1月30日付で、中間金融持株会社の準備会社として「LDF設立準備株式会社」を設立する。
  • LDF設立準備が2019年4月1日付で、商号を「auフィナンシャルホールディングス」へと変更する。
  • じぶん銀行が2019年4月1日付で、KDDIに対して第三者割当増資を実行する。KDDIは同行株式の63.78%を保有することから、同行がKDDIの連結子会社となる。
  • KDDIが2019年4月1日付で、じぶん銀行・ウェブマネー・KDDIフィナンシャルサービス・KDDI Reinsurance・KDDI-AMの株式と事業をauフィナンシャルホールディングスに分割・承継する。
  • auフィナンシャルホールディングスが2019年4月下旬より、カブドットコム証券株式の公開買付(1株につき559円)を開始し、同社株式の49%を取得する。残りの51%は三菱UFJ証券ホールディングスが継続保有することから、同社は上場廃止となる。
  • auフィナンシャルホールディングス傘下の5社とカブドットコム証券が2020年3月までに、それぞれ商号を変更する。このうち、カブドットコム証券は「auカブコム証券」に、じぶん銀行は「auじぶん銀行」となる。

大規模な資本異動の狙い

KDDIと三菱UFJフィナンシャル・グループは、2008年にじぶん銀行を共同出資で設立したという経緯からも分かる通り親密なものの、それ以外については、両社の間で目立った動きは見られませんでした。

しかし、最近はグループの垣根を超える企業連携が加速しており、2018年の後半だけに限っても、LINE FinancialとFOLIO東海東京FHとOne Tap BUYSBI証券とCCCマーケティング(Tポイント)LINEとみずほFGがそれぞれ、互いの強みを活かすべく手を組みんでいます。

また、KDDIの金融事業は、同業のdocomoやソフトバンクに後れを取る状況が長く続いていました。

そして、これら状況の変化を踏まえて両社の出した結論が、auフィナンシャルホールディングスの設立ということになります。

KDDIは、スマホを金融サービスの入口と位置付けるとともに、スマホ・セントリックな決済や金融体験を総合的に提供する「スマートマネー構想」を始動するとしており、金融事業の抜本的改革を断行したいという同社の意志を感じられます。

今後、auフィナンシャルホールディングスがKDDIの金融事業を一手に担うことになりますが、同社がどのように金融サービスを融合し、発展させていくのか、そして金融業界に革新をもたらす存在となるか否か、私は非常に期待しています。

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