野村AMが「NEXT FUNDS」シリーズに米国中期社債インデックス連動型ETFを追加
EDINETの有価証券届出書などによると、野村AMが2019年6月26日付で、同社の「NEXT FUNDS」ETFシリーズに1本を追加します。
東証のマーケットニュースによると、本ETFは2019年6月28日付で東証に上場する予定です。
概要
概要については、以下の通りです。
- NEXT FUNDS ブルームバーグ・バークレイズ米国投資適格社債(1-10年)インデックス(為替ヘッジあり)連動型上場投信(証券コード2554、略称米国社債10年ヘッジ)
- ベンチマークは、ブルームバーグ・バークレイズ米国投資適格社債(1-10年)インデックス(円換算、為替ヘッジあり)です。
- 信託報酬率(税抜)は、0.270%です。
ベンチマークの特徴
本ETFのベンチマークであるブルームバーグ・バークレイズ米国投資適格社債(1-10年)インデックスは、Bloomberg Barclays U.S. Intermediate Corporate Bond Indexの日本円ヘッジ版であり、2000年4月から算出を開始しています。
本指数は、米国内外で発行されている社債のうち、残存年数が1年以上10年未満で格付けがBaa3(ムーディーズ)・BBB-(S&P)・BBB-(フィッチ)以上の米ドル建て債券のパフォーマンスを示します。
競合商品としては、SSGAのSPDR Portfolio Intermediate Term Corporate Bond ETF(SPDR ポートフォリオ米国中期社債ETF、ティッカーシンボルSPIB、経費率0.07%)があるものの、残念ながら国内からはアクセスできません。
したがって、国内ETFのベンチマークとして本指数を採用するのは、本ETFが初めてとなります。あまり馴染みがない指数のため、これまでのパフォーマンスや傾向を踏まえつつ、今後の推移にも注目していきたいですね。
おことわり
有価証券届出書は、金融商品取引法に基づき、有価証券の発行者が内閣総理大臣に提出する書類であり、EDINETは、それら書類を閲覧するための電子開示システムです。
有価証券には、個人投資家が実質的に取引できないものも存在します。また、その旨を有価証券届出書に明記していなかったり、有価証券届出書そのものを取り下げたりする場合があります。
本記事は、有価証券届出書の開示内容に基づき作成しているため、このような事情により、読者の皆様が必ずしも当該有価証券を取引できるとは限らないことを、予めご承知おきください。
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