三菱UFJ国際投信がeMAXIS Slimシリーズ3ファンド(全世界株式)の信託報酬率を引き下げ
三菱UFJ国際投信が2019年7月16日付で、eMAXIS Slimシリーズ3ファンドの信託報酬率引き下げを発表しています。
プレスリリースによると、対象は全世界株式の3本で、引き下げの実施は2019年8月9日付としています。
ファンド一覧
表内の信託報酬率(%)や引き下げ幅(ポイント)は、すべて税抜です。
名称 | 旧信託報酬率 | 新信託報酬率 | 引き下げ幅 |
---|---|---|---|
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) | 0.142 | 0.120 | -0.022 |
eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型) | 0.142 | 0.120 | -0.022 |
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 0.142 | 0.120 | -0.022 |
引き下げ実績の積み重ねが信頼感の醸成へ
同シリーズは、登場時より機動的に信託報酬率を引き下げる
と謳っており、同社が他社ファンドの動向を常にモニタリングしています。
今回は、AM-Oneが2019年7月5日付で発表した「たわらノーロード 全世界株式」の新規設定に追従しました。
当該ファンドと商品性が同一なのは「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」の1本のみですが、「全世界株式」という広い括りで3本とも「業界最低水準の運用コスト」としており、同社の揺るぎない姿勢に信頼感を寄せる投資家も多いでしょう。
引き続き、同シリーズが超低コスト競争に緊張感をもたらす存在であり続けて欲しいですね。
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