三菱UFJ国際投信がeMAXIS Slimシリーズ4ファンド(全世界株式・米国株式)の信託報酬率を引き下げ
三菱UFJ国際投信が2019年10月15日付で、eMAXIS Slimシリーズ4ファンドの信託報酬率引き下げを発表しています。
プレスリリースによると、対象は全世界株式3本と米国株式1本の計4本で、引き下げの実施は2019年11月12日付としています。
ファンド一覧
表内の信託報酬率(%)や引き下げ幅(ポイント)は、すべて税抜です。
名称 | 旧信託報酬率 | 新信託報酬率 | 引き下げ幅 |
---|---|---|---|
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) | 0.120 | 0.104 | -0.016 |
eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型) | 0.120 | 0.104 | -0.016 |
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 0.120 | 0.104 | -0.016 |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 0.150 | 0.088 | -0.062 |
引き下げ実績の積み重ねが信頼感の醸成へ
今回の特徴として、米国株式の大幅な引き下げが目立ちます。S&P500は指数としての人気が高い上、アクセスしやすい環境が整ったことも受けて、同指数連動型インデックスファンドの純資産総額は順調な伸びを見せています。
また、全世界株式の3本については、2019年7月16日付で信託報酬率引き下げを発表したばかりであるにもかかわらず、SBIAMのSBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドの新規設定やSBI・全世界株式インデックス・ファンドの信託報酬率引き下げを受け、機動的に信託報酬率を引き下げる
を有言実行しています。
引き続き、同シリーズが超低コスト競争に緊張感をもたらす存在であり続けて欲しいですね。
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